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英語イベントで繋がる世界:藤木高子と探る東京のグローバルカルチャー

2023年11月15日

こんにちは、カルチャーウォッチャーの藤木高子です。

1970年代後半から30年程ニューヨークに住んでいました。世界は広く、そこには独自の文化やルールがあります。日本と英語圏、特にNY中心の文化の架け橋となることがカルチャーウォッチャーの役割。あなたがもっと海外とのつながりを持ちたいと思ったときのサポートをしています!ビジネスの海外展開を、一緒に創造しましょう。

グローバル化が進んだ東京では、今では英語が飛び交い、海外文化が混ざり合った独特の雰囲気をかもしだしています。そんな中、カルチャーウォッチャーは英語イベント参加のアシストもしています。


2023年3月28日、焼酎を世界に広める活動をしているクリストファー・ペレグリニさん、スティーブン・リーマンさん、そしてKanpai Planetのマック・サルマンさんが主催したお花見イベントに、皆さんをお連れしました!

実は事前に雨の天気予報。
にもかかわらず、「決行」となっていたイベント当日は予想どおりの大雨。

そして、大雨の中、花見会場だった代々木公園に向かう途中で、急遽会場変更のお知らせが。

これはアメリカではよくある臨機応変な対応ですが、日本のみなさんにとっては想定外ですよね。でも、『アメリカ人あるある』な文化として、事前に説明してあったため、参加者のみなさんは動揺せず、文化の違いとして楽しんでくれた様子でした。

参加者の中山さんは、「『突然の変更とか、ふつうにあるから』と事前にカルチャーウォッチャーの高子さんにアドバイスされていたため、パニックになることなく対応できましたと」コメントをくれました。

とはいえ、当日、雨仕様の重装備で代々木公園に向かう途中で連絡を受けたときには、さすがの私も「え~!今、このタイミングで~」とちょっとびっくりでした。

そして参加したみなさんは英会話を楽しみながら、日米の文化の違いを肌で実感。

インドアに変更となった会場は、渋谷の東京コメディクラブ!オーストラリア出身のDJ、ロイスさんによる軽快な音楽が流れる中、珍しい焼酎やクラフトビールが飲み放題。

ちょっぴりお酒も入って、外国人たちとの英会話も盛り上がりました。また、英語でのスタンドアップコメディでレギュラー出演するキャストの方々とも交流し、新たなネットワークも生まれました。

「英語圏のコミュニティがあることは知っていたけど、ひとりで参加する勇気はなかった。でも高子さんと一緒に行けてよかった。次回の英語イベントも、また参加したい、楽しかった」と中山さんのコメントです。

こんな参加者の声を聞くたびに、「カルチャーウォッチャーとして、予想されたあらゆる困難や、想定外をプラス思考で受け止められるように事前にプレップをしたことが功を奏した」と確信しています~。

カルチャーウォッチャーは単に英会話の場ではなく、こんな価値ある体験も提供します。それは多様な文化と触れ合う機会、新たな人脈を築くチャンス、そして何よりも楽しむこと。そこから新しいビジネスチャンスやアイデアが生まれるかもしれないんです。

あなたもカルチャウォッチャーと一緒に新しい出会いと体験を探求しませんか?未知の可能性と楽しみが待っていますよ。

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NYのありえない話!? 無愛想な店員??? ティラノサウルスインタビュー【花奏〜Culturer Watcher Takako Fujiki vol.3】

2023年11月3日

こんにちは、カルチャーウォッチャーのTAKAKOです!

今回はNYのデパートで遭遇した驚きの体験をお届けします。

日本では考えられないNYのコミュニケーションスタイル。はたしてそれは文化の違い、それとも…?

でも、少しの言葉や笑顔で、店員さんとの関係が一変! ちょっとしたコミュニケーションの工夫が、大きな変化をもたらしてくれます。

動画を通じて、NYの日常を知的かつ楽しく探求し、コミュニケーションの可能性を再発見しましょう。一緒にNYのカルチャーを探訪し、未知の体験に触れ、新しい発見を楽しみましょう。

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NYのありえない話!? 泥棒はチーム??? ティラノサウルスインタビュー【花奏〜Culturer Watcher Takako Fujiki vol.2】

2023年11月3日

こんにちは、カルチャーウォッチャーのTAKAKOです。

今回は、NYの驚きの現実、市内のスーパーで巧妙にはたらく泥棒グループの手口についてお話します。

泥棒に狙われないバッグの持ち方や置き方などを TAKAKOがアドバイス。さらには日本とNYの文化の違いをカルチャーウォッチャーの視点から言及します。

NYでは、日常のちょっとした注意が、安全に大きく寄与します。NYの生活に順応するヒントを得ましょう。TAKAKOと一緒に、NYのカルチャー探訪をお楽しみに!

Filed Under: Tyra TV series

NYのありえない話!? 泥棒のレベルが違う??? 【花奏〜Culturer Watcher Takako Fujiki】ティラノサウルスインタビュー

2023年11月3日

こんにちは!カルチャーウォッチャのTAKAKOです。

Culture Watcher(カルチャーウォッチャー)として、日本と主にニューヨークを中心とした世界をつなぐお手伝いをしています。

新しい価値観やアイデアに触れ合い、みなさんのグローバルな人生をサポートするのがわたしの目標です。

ニューヨーク発の国際的なビジネスチャンスを見つけたり、海外展開のアドバイスもバッチリ提供しますよ! さらに、日本にいても英語でコミュニケーションを楽しみたい方には、国内で開催される英語イベントに一緒に参加する企画もご紹介しています。

【動画概要】 TAKAKOが体験した驚きのエピソードをお見逃しなく! ニューヨークの「あり得ない」現地体験をお楽しみください!

Facebook (Culture Watcher ページ): https://www.facebook.com/takako.newyork

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「人の醜悪さこそが美しい」情念のダンサーSakamoto海外進出への足がかり

2022年8月26日

You will be the first witness to new movement of “Butoh”,
by Sakamoto from Japan,
the place that Butoh was born.

“Fair is foul, and foul is fair.”
– by Shakespeare

こんにちは。カルチャーウォッチャーの藤木高子です。

今回はダンサー、Hiromi Sakamoto(坂本博美)さんが、海外へ活躍の場を広めたいという希望から、ニューヨークへの進出を提案しました。


Sakamotoがたどり着いた自己表現法、Butoh(舞踏)とは、

Butoh は日本独自の伝統と前衛を融合させたダンスのスタイルとして1960年代に日本で生まれました。既存のダンスが、身体の美しさを追求するのに対して、Butohは人間の負の感情、醜悪さ、哀しみなどを表現するのが特徴です。

Sakamotoはクラシック、モダンダンス、ジャズダンス、ヒップホップ等、さまざまなダンスのジャンルを遍歴し、最終的にButohにたどりつきました。

Butohでしか表現できない負の感情の中にある美しさに魅せられ、自己表現として追求を続けています。


なぜニューヨーク進出を目指すのか

日本で生まれたButohですが、認知度は海外の方が高く、特にニューヨークでは人気のあるダンスジャンルの一つです。Butoh Institute という専門の劇場があり、定期的に有名な舞踏家を招聘し公演も開催されています。

そこで、ダンサーとして海外における活動の場を広げるには、舞踏をこよなく愛するファンがたくさんいるニューヨークから活動をスタートするのがよいのではと、サジェストしました。

折りしも、コロナ禍により、オンラインで踊るダンスフィルムという新しいアートフォームが確立され始めたころでした。

当時、ニューヨークではダンス公演が次々と中止になり、ニューヨークで活動を開始するといっても、渡米もままならない状況でした。しかし、アートフィルムという分野であれば、場所は関係ありません。

むしろ動画だけで認知を広げられる可能性があるチャンスではないかと、ダンスのアートフィルムを制作して発表することを勧めました。


小泉八雲の「雪女」動画制作チーム結成

そこで、女性のセルフブランディングをサポートする”驚異の女子会ティラノサウルス”というコミュニティーの中で、 Sakamotoの動画制作プロジェクトチームが編成されました。

題材は世界に知られる小泉八雲の「雪女」。

この題材を通して、Sakamotoは、自身の長年のテーマである「けなげな美しさ」を表現しようと意図していました。しかし、海外在住経験が長い藤木の目には、雪女の自己犠牲的な愛は、海外では共感されにくいように見えました。そこで、藤木はそうした文化的なバックグランドの違いをチームに伝えました。

しかし、Sakamotoは、雪女の哀しみや愛といった「日本独特の世界感」を日本人のButohダンサーとしてどうしても伝えたいと思い、表現次第で、価値観の違う海外の人々にも、人間の普遍的な感情として伝わるという信念がありました。

そこで、それらをButohを通してどうやって伝えていくか、動画チームで日夜ディスカッションが交わされ、表現に工夫を凝らしました。単にButohのダンスフィルムのみにとどまらず、雪女というストーリーのコンセプトを伝える詩を加えることで、アートフィルムとして昇華させたのです。藤木は、これらの動画制作工程に携わり、英語版の詩の英訳も手がけました。


ニューヨークのダンス関係者、メディアに動画を送った。

こうして、約半年もの制作期間を経て「雪女」の動画が完成したのです。

完成した動画は、ニューヨークのダンス関連のメディアに配信し、関連するアート系のウェブサイトの公募など、多くのサイトにも応募しました。

配信先、応募先なども、藤木のCulture Watcherとしての、見識やネットワークに基づいて、一般にはなかなか見つけにくいようなニッチな送信先を収集できたのではないかと自負しています。

送信する内容についても、対象に合わせてパーソナライズした英文メールを執筆し、丁寧に一通ずつ送信しました。


今後のSakamotoの展開について

Sakamotoのニューヨーク進出はまだまだこれからです。次回以降も、日本的なテーマを題材にシリーズ化したアートフィルムを次々に制作していこうと意欲を燃やしています。

藤木も、継続して彼女をサポートしていく予定です。今後のSakamotoの活躍をご期待ください。


坂本博美 Hiromi Sakamoto

ダンサー。学生時代に躍りに出会う。ストリートダンス、モダン、ジャズダンス、コンテンポラリーを経て舞踏にたどり着く。抗い、目を背けたくなる感情をも美しい。日本の精神的背景に基づく美しさを表現するため探求を続ける。




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日本文化を海外にとどけるアートディレクション

2022年7月23日

日々、コロナと戦う人々を前に
私には何ができるだろう。
ひとりのアーティストの祈りと願いから
「あまびえ塗り絵プロジェクト」は始まりました。
この思いが海の向こうまで届きますように。

こんにちは。カルチャーウォッチャーの藤木高子です。
今回はアーティスト小熊麻紗子さんの「あまびえ塗り絵プロジェクト」についてご報告します。

小熊さんは精密な油絵、アートフィルム制作、ディレクションを手がけるマルチアーティストです。


日本古来の言い伝えに願いを乗せ、海外に届けたい。

コロナ禍でアーティストの自分に何ができるか、小熊麻紗子さんは自らに問いかけました。そして発足した「あまびえ塗り絵プロジェクト」。

あまびえ様って誰? 

日本では、パンデミックが蔓延し始めた頃から、しだいにあまびえ様が注目されはじめました。あまびえ様は疫病が流行ると現われる妖怪で、その姿を描いて世に広めれば疫病が終息すると言い伝えられています。

「あまびえ塗り絵プロジェクト」とは?

「あまびえ塗り絵プロジェクト」は、その伝承に基づいた企画で、SNS上であまびえ様の塗り絵を配布して、人々に塗ってもらうよう呼びかけました。この企画は、一歳半から95歳の人々、のべ800人以上の賛同を得、たくさんの塗り絵が集まりました。

集めた800枚超の塗り絵は、福岡の美術館に一週間ほど展示された後、糸島市の六所神社にてお焚き上げされました。

せっかく描いた絵をなぜ焼いたのか?

お焚き上げをした後は、神社の宮司様が灰を川に流し、海へ届けました。

せっかく描いた多くの絵をなぜ、焼いてしまったのでしょうか。それは、炎によって絵を浄化し、絵にこめられた人々の想いを天に届けたいと願ったからです。そして、”絵を焼く”という行為自体もアートと捉え、一連の流れをアートフィルムとして昇華しました。


「あまびえ塗り絵プロジェクト」を海外に届けたい

小熊さんは、このプロジェクトがグローバルな共感を得られると思い、海外にも知ってもらいたいと考えました。しかし、誰にどうやってリーチアウトするのかわかりません。そこで、ニューヨークでアートイベントを手がけた実績を持つ藤木に声がかかりました。

海外に届ける際のハードルは? 日本独自の思想をどうやって伝える?

あまびえ様は、もちろん海外ではまったく知られていません。また、「お焚き上げ」など、日本独自の思想に基づいている概念は、たんなる直訳では伝わりません。そこで、日本古来の思想を分析し、NYの人々にも理解できるような形の英文として再構築し、わかりやすく表現しました。

アーティスト本人が気づいていなかった、海外で認められるアートとは?

海外では、アートのコンセプトをきちんと言葉で表現するという文化があり、コンセプトが非常に重視されています。そこで、小熊さんと数回にわたってディスカッションを重ね、アートフィルムのコンセプト表現を磨き上げていくプロセスをサポートしました。

その結果、「祈り」というコンセプトが明確になり、コンセプトを強調するメッセージが追加されたことで、全世界に共感される作品となりました。

海外に伝えるためにアートフィルムの英語版作成と、ニュースリリースをNY配信

藤木のディレクションにより追加されたメッセージを含め、動画にはわかりやすい英語のナレーションをつけ、一連のプロジェクトをニュースリリースにまとめて、主要なNYメディアに配信しました。

このときに配信したニュースレターは、印刷したものを額装し、福岡アジア美術館に展示され、企画に参加した人々にも大いに喜ばれました。

日本的な文化と海外の橋渡しができ、小熊麻紗子さんの海外におけるアーティスト活動の第一歩となりました。

“One Coloring Picture Story” Amabie Coloring Project

小熊 麻紗子

リサイクルの絹に油絵を描く。音楽と油絵の融合したアートフィルム制作とディレクション。全ての作品のテーマは、 “Love letter”。

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